言わずと知れた武蔵村山の名店、『村山満月うどん』
毎日、たくさんのお客様がこのお店を訪れます。
取材日の数日前にテレビで紹介されたということもあり、平日なのに7台の駐車場が満車、さらに5台が順番待ちという盛況ぶり。
自然豊かな環境の中にあるので、ちょっと隠れ家風です。皆さん散策したり、会話を楽しんだり、待っている間も楽しそう。「今日はどちらから？」「私は千葉です」「神奈川です」なんて会話も聞こえてきます。
テーブル席10席、カウンター席5席の店内。木のぬくもりが心地よく、とても落ち着きます。
「村山満月うどん」は、1986年から製麺業を営んでいました。
現在の店主・比留間良幸さんは2代目。小さい頃からご両親の仕事ぶりを間近で見て育ち、「ねんど代わりにうどんをこねていた」そうです。お客様の中には、おばあちゃん～お母さん～孫と、3代に渡って「村山満月うどん」のファン、という方も多いのです。
2003年からは、「打ちたて、茹でたてのうどんをお客様に召し上がっていただきたい」という思いで食堂を始めました。その一途な思いが多くの方に届き、今や行列のできる人気店となったのですね。
「肉汁うどん（700円）」
「村山満月うどん」は、うどんの風味がもっとも際立つ「つけ麺」にこだわっています。
つけ汁は、昆布、鰹、宗田鰹、いりこで出汁をとりました。「コシのあるうどんに負けない、輪郭のはっきりした汁です」と、比留間さん。
豚肉は自家製チャーシューを使っています。仕込みは大変ですが、お客様の笑顔のためならどんな手間も惜しみません。
うどんに使っている小麦は国内産100％。
『満月うどん』だけに、うどんの“耳”はウサギさんになっています♪
小さなお子様も大喜びです。
「満担つけ汁うどん（650円）」も人気です。ゴマベースのつけ汁は、「こってりしてそうなのに実はそんなにしつこくなくて、ゴマ本来の風味が生きている」と好評です。
うどんそのものを堪能したい方は、「もりうどん（500円）」がおすすめ。
トッピングはお好みでどうぞ。かき揚、えび竹輪天、たこ竹輪天、かに竹輪天・・・天ぷらが美味しいのも「村山満月うどん」の魅力です。
こちらのお店で使われている醤油は3種類。それぞれの料理の味をいちばん引き立てる醤油を選んでいるから、ひとつひとつの料理の個性が際立っています。何回も通って、いろいろなメニューを食べ比べるのも楽しいですね。
店主の比留間良幸さんと奥様。美男美女のご夫婦です。
奥様は青梅のご出身。かつて、あるお店で食べたうどんの味にとても感激し、「こんなに美味しいうどん、どこで作っているのかしら」と製造元を訪ねてみました。それが「村山満月うどん」だったのです！
まさにうどんがつないだ赤い糸。うどんの星のもとに生まれたお二人が、毎日皆様の幸せを願ってうどんをつくっています。
ぜひご家族でご賞味ください。
村山満月うどん
042-560-3559
武蔵村山市三ツ木1-12-10（地図）
11:00～15:00
金・土曜のみ11:00～15:00 18:00～20:30
定休日 月曜日 第3火曜日
駐車場あり
HP http://www.mangetsuudon.com/
