残堀街道・残堀交差点近くにある酒屋『福島商店』
福島商店が店を始めたのは大正時代。長い歴史があるんですね。
3代目で現店主の福島和幸さんは、よくお爺さまから「関東大震災（大正12年）のときは、酒の瓶が割れて大変だった」という話を聞かされたそうです。
店内には国内外の酒が所狭しと並んでいます。4,000アイテムを扱う問屋との密なつきあいがあるため、他店では入手できない酒も取り寄せることができるのだとか。
特に洋酒には自信あり！「あの国で飲んだ、あの酒をもう一度飲みたい…」と思っている方は、ここでお目にかかれるかもしれませんね。
お手頃価格で本格派の酒が買えるのも福島商店の魅力です。
たとえばこちらの大吟醸は1.8ℓで2,079円。新潟の蔵元で醸造されたプライベートブランドで、大吟醸らしいあっさりとフルーティーな味わいが魅力です。「安くて美味い」とリピーターの多い人気商品だそうです。
ワインもいろいろ揃っています。
こちらのフランスワインは、赤白とも1本418円（左：白、右：赤）
グラスに注いだときの上品な香り、美しい色、凝縮された果実味…この値段からは想像できない贅沢な味のワインです。
南アフリカ産ワインも赤白とも1本418円（左：白、右：赤）
アフリカ産ワインは、近年、その品質の高さが注目されています。
ビールもお値打ち価格です。
「サントリー金麦」1ケース2,394円（350ｍｌ×24缶）。
「アサヒスーパードライ」1ケース3,980円（350ｍｌ×24缶）。
常連さんは車にドーンと積んで帰ります。
こちらは10ℓの樽生ビール。
リクエストすればビールサーバーを無料で貸してくれるので、お店で飲むようなクリーミーな泡の生ビールが家で楽しめます。ホームパーティーやイベントなどで、とても喜ばれますよ♪
昔、酒屋というのはお米も扱っていたものです。
福島商店も昔からお米を販売していただけあって、安さと品質には自信があります。
店頭にはとれたての自家製野菜を置いています。昔は酒屋のかたわら農業も営んでいた福島家。先代は今も暇さえあれば畑仕事に精を出しています。
肉や卵、レトルトの惣菜、パン、日用品などもあるので、日々の生活に必要なものはだいたい揃います。
店主の福島和幸さんと看板猫のショコラちゃん（♀）
ショコラちゃんはまだ赤ちゃんだった頃に店の前に置き去りにされていたところを、福島さん一家に助けられました。今ではその恩返しとして、ときどき「店番」もしています。運が良ければ会えるかもしれませんよ！
事務所の壁には、先代が東京消防庁や立川税務署から贈られた感謝状や表彰状が並んでいます。
この地でコツコツと、誠実に商いに励んでこられた福島家の皆さんのお人柄がうかがえますね。
福島商店のお客様は、世間話をしながらゆったりと買い物を楽しんでおられます。昔はみんなこうやって顔なじみの店で買い物をしたものです。古き良き時代には日常にあふれていた人と人とのつながりが、ここには今も息づいているんですね。
スーパーやホームセンターで買い物をするのも楽しいけれど、地元で顔なじみの店を持つのもすてきだと思いませんか？
福島商店
042-560-0812
武蔵村山市残堀5-7-3（地図）
9:00～20:00
定休日 水曜日
駐車場あり
